作品への想い

引き揚げの歴史や平和の
重要さを後世へ

日本の敗戦とともに満洲国は崩壊しました。
残された人々は引揚の港 葫蘆島 (ころとう) へ向かいました。
その道中は壮絶を極め、飢えや寒さによって多くの日本人が命を落としました。

画家の王希奇はその歴史の中で古い写真を目にし、激しく心を打たれました。
それは母の遺骨を抱えた男装の少女の姿でした。
「彼らはなぜこれほどまでの苦しみを強いられたのか」という疑問を胸に、
平和と命の尊さを後世に残すことを目的とし、本作を描き始めました。

絵の中の登場人物の内面が表現され、鑑賞者と絵の中の登場人物との間で対話が生まれる
視覚的芸術効果を追求した作品であり、歩きながら彼らの物語を感じることができます。

寸法:高さ3m×幅20m 
制作期間:2011年-2017年

構図:水墨絵・油絵融合の巻物構図 
表現技法:多点遠近法・散在焦点

これまでの「一九四六」展

第一回 東京展 2017年9月28日~10月5日
主催:学校法人城西国際大学 
場所:東京美術倶楽部
第二回 舞鶴展 2018年9月28日~12月1日
主催:舞鶴引揚記念館 
場所:舞鶴引揚記念館
第三回 宮城展 2019年10月1日~10月6日
主催:王希奇「一九四六」宮城展実行委員会 
場所:宮城県美術館
第四回 高知展 2021年11月28日~12月5日
主催:王希奇「一九四六」高知展実行委員会 
場所:高知市文科プラザかるぽーと
第五回 神戸展 2022年8月31日~9月4日
主催:王希奇「一九四六」神戸展実行委員会 
場所:兵庫県原田の森ギャラリー本館
第六回 東京展 2023年1月12日~1月15日
主催:王希奇「一九四六」東京展実行委員会 
場所:北とぴあ地下展示ホール
第七回 長野展 2023年3月21日~3月26日
主催:満蒙開拓平和記念館・飯田日中友好会 
場所:満蒙開拓平和記念館
第八回 米子展 2024年5月31日~6月4日
主催:王希奇「一九四六」米子展 実行委員会 
場所:米子市美術館
第九回 福岡展 2025年11月6日~11月11日
主催:王希奇「一九四六」福岡展実行委員会 
場所:福岡アジア美術館